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投資が上手くいく3つの基本

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投資が上手くいく3つの基本

初心者にとって投資は怖い・・。

大きく儲かる可能性がある一方、資金を失うリスクもあります。

そんなリスクに対して、どのように対処したらいいのか考えてみましょう。

投資が上手くいく3つの基本

投資において一番不安なのは急激な値動きでお金を失う可能性があるです。

その値動きとうまく付き合って行く方法が、以下の3つの手法となります。

投資が上手くいく3つの基本

  1. 長期投資(じっくり)
  2. 分散投資(バランスよく)
  3. 積立投資(コツコツ)

基本#01 長期投資(じっくり時間をかけて育てる)

長期投資とは、15年以上の長い時間をかけて投資を行うことです。

長い期間をかけることで2つメリットを活かすことができます。

長期投資の2つメリット

  1. 収益が安定する
  2. 複利の力が活きる

短期間で相場をみると、一時的な要因で大きく変動することがありますが、長期間ならば値動きがならされてリターンも安定します。

メリット①:収益が安定する

米国株式投資(S&P500)において、投資期間別にみた年率リターンは

1年:▲48.7%〜+60.7%

5年: ▲8.6%〜+29.2%

10年:▲3.6%〜+19.0%

15年:+1.7%〜+11.3%

期間が長くなるにつれて安定した結果となっています。

メリット②:複利の力が活きる

投資によって増えたお金が新たなお金を生み出す複利効果が味方となり、お金の貯まるスピードが増していきます。

複利運用の効果

例えば、100万円を年利5%で30年運用した場合、

 単利運用:100万円 → 約250万円(30年後)

 複利運用:100万円 → 約432万円(30年後)

30年間で約182万円の差がつきます。

景気は循環するものなので、良い時も悪い時もあります。したがって、投資期間が短いと、偶然、景気が悪い局面に当たって、大きく損する可能性があります。しかし、長期投資だと、こうした振れ幅の大きさを気にする必要がなくなります。

ポイント

長い時間をかけて投資することで収益は安定し、さらに複利の力で収益を大きく伸ばすことができる

基本#02 分散投資(バランス良く投資する)

分散投資とは、値動きの異なる複数の資産に投資することです。

単一資産の過度な値動きを抑えつつリターンを狙えます。具体的には、投資先の”地域”や”商品”を分散したポートフォリオを組むことで、成果はより安定させることができます。

地域分散

地域の分散とは、低い成長率の日本だけじゃなく、米国や欧州圏、あるいは高成長の途上国などにも目を向けて投資することです。一つの国に集中投資すると、その国の経済が破綻、株・債券の大幅下落することにより大きな損失が出ることもあり得えます。

世界主要国・地域の経済成長率をみると、近年は日本の成長率よりも、先進国である米国やユーロ圏の成長率が高い傾向にあります。

よって、日本だけに投資していれば低い成長率しか享受できませんが、世界全体で見るとより多くの果実を手にすることができるということです。

しかし一方で、分散投資のデメリットは、リスクが軽減される分、リターンも減るため、集中投資と比べると短期間で大きな利益を出すことは難しくなります。

分散投資のメリット・デメリットを考慮した上で判断すべきですが、投資初心者は時間をかけてでも安定な成果を求めることをおすすめします。

ポイント

投資先の”地域”や”商品”を分散することで、投資成果を安定させることができる

基本#03 積立投資(コツコツ投資をする)

積立投資とは、決まった金額を積立続ける(ドルコスト平均法)ことです。

投資は安いときに買って、高いときに売れば、利益は大きくなります。

しかし、初心者がいつ安い時期なのか、いつ高い時期なのかを見分けるのは難しいです。

将来の値動きが分からないからこそ、毎月一定金額ずつ購入することで購入価格を平準化(=時間の分散)させることができ、価格が高い時期に多く買ってしまうというリスクを回避することができます。

しかし一方で、株が下落する局面がない場合は、最初に集中投資した方が利益が大きくなりますので、必ずしもドルコスト平均法の方が利益が高くなるわけではありません。

ポイント

時間を分散させることで、価格が高い時期に多く買ってしまうというリスクを回避することができる

まとめ

  • 長い時間をかけて投資することで収益は安定し、さらに複利の力で収益を大きく伸ばすことができる
  • 投資先の”地域”や”商品”を分散することで、投資成果を安定させることができる
  • 時間を分散させることで、価格が高い時期に多く買ってしまうというリスクを回避することができる

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